ケン・ノートン
元ＷＢＣヘビー級チャンピオン ケン・ノートン
ジョー。フレジャーを紹介したのでこのケン・ノートンも紹介したいと思
います。
なぜ紹介したいかというとオイラは ８０年代のハグラー、ハーンズ、
デュラン、レナードの４強時代から海外ボクシングに興味を持ったのでど
うしてもその時代の同じぐらいの階級で強い奴を４人に絞りたがる癖があ
る。
だからアリの時代だとアリ、フォアマン、フレジャー、そしてノートン
で決まりでしょう～(最近の４強はパッキャオ、バレラ、モラレス、マルケ
スかな？）
ただ、ノートンとフレジャーは対戦してないのだ…
これはマネージャーが同じ人やったから食い合いせんかったんやろう
な。
フレジャーとノートンは、正反対の部分と、似た部分がある、だから続
いて記事にしたって言うのもあるのだ。
まず似た部分。
どちらも、アリに１勝２敗で負け越してる。
そしてどっちもフォアマンにぶっ倒されてるのだ。
フレジャーは２度、ノートンは一度だけやけどフレジャーの最初の時と
同じ２ラウンドに倒されてる。（２ラウンド目に３回ダウンして止められ
た）
対照的な部分は、ビジュアル。
フレジャーはアリにゴリラって言われておちょくられたんやけどいかつ
い風貌でハンサムとは言えんよな。
でもノートンはかなりの男前で映画にも出演してるのだ。
それと身体。
フレジャーは上背がなく、ごついからだしてる割には胸の筋肉があんま
りないのだが、ノートンは身長も高く筋骨隆々で身体も二枚目やね（笑）
そしてボクシングスタイルもフレジャーはバリバリのファイターやけど
それではノートンの経歴を。
元ＷＢＣヘビー級ンチャンピオン
戦績 ５０戦 ４２勝（３３ＫＯ） ７敗 １分
海兵隊でボクシングを始めて頭角を現し除隊後プロデビュー。
１７戦目でベネゼェラのホセ・ルイス・ガルシアに８ラウンドＫＯ負を
する
までは２戦目の判定勝ち以外はオールＫＯ勝ちをしていた。
３１戦目にＮＡＢＡ北米タイトルを持つモハメド・アリと対戦、これを
判定で勝利で世紀の番狂わせと言われる。
この時にアリは顎を骨折するのだった。
ダイレクトの再戦は判定負けをするのだが僅差でノートンが勝っていた
という意見もある。
３３戦目にフレジャーからタイトルを奪ったフォアマンに挑戦。
これは２ラウンド目に３度ダウンさせられＴＫＯ負け…
再起してノンタイトルを２試合ＫＯで片づけ、ジェリー・クォーリーと
ＮＡＢＦ北米タイトル決定戦を争い勝利。
１７戦目にＫＯされたホセ・ルイス・ガルシアと再戦し５ラウンドＫＯ
に破り雪辱。
ノンタイトル３戦をＫＯで勝利し、フォアマンに勝ってチャンピオンに
返り咲いていたアリに挑戦。
このラヴァーマッチも僅差でこれもノートンが勝っていたという意見も
ある接戦であった。
再起しノンタイトル３戦を勝利、アリを破ってチャンピオンになったレ
オン・スピンクスへの挑戦権を得るがスピンクスがアリとの対戦を優先し
これを拒否！
ＷＢＣはこれによりスピンクスからタイトルをはく奪！
ノートンを世界チャンピオンに認定する。
この初防衛はラリー・ホームズ。
これを判定で落とし王座滑落…
この後はモチベーションが低下したのかＫＯ勝ち、ＫＯ負け、引き分
け、判定勝ちと安定感がなくなり５０戦目にゲリー・クーニーに１ラウン
ドＫＯ負しグローブを置くのであった…
ノートンは凄く不名誉な称号が付いてる。
それは世界タイトルで一度も勝利してない世界チャンピオン。
まず、フォアマンに挑戦してＫＯ負け、アリとのラヴァーマッチになっ
た世界戦は判定負け。
戦わずしてＷＢＣにチャンピオンに認定されその初防衛戦でホームズに
判定負けをしてしまうのだった…
オイラ、フレジャーとノートンを妙に比べたがったンやけどボクシング
マニアの評価で言うたら断然フレジャーのほうが高いやろうし人気も知名
度も段違いやと思う。
あなたは男前で筋骨隆々やけど評価されないのとブサイクやけど評価さ
れるのどっちがえぇ（笑）
まぁオイラは男前やから強くてもノートン寄りになるんやろうなぁ～
↑
↑
勘違いはなはだしい…
ＮＡボクシングジム
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