スタジアムで会おう
今回は、故 山際淳司の「スタジアムで会おう」の紹介を。
前節 スタジアムからの贈り物
第一章 ヒーローのいる風景
されど四番打者
「神」になったボクサーとの対話
第二章 スポーツつれづれ草
第三章 サラブレットと語ろう
ビッグレース
武豊と「三強」の時代
ジャパンカップ一九九一
遠ざかる祝祭~~あとがきにかえて
こういう構成になってます。
前説で彼はスタジアムでの自分の役割は「行動者」と「傍観者」で言
えば後者でしかないことが口惜しいような事が書いてあった。
「何かを見て、感じて、表現するだけでは不十分である。 自分が何か
を生み出す主体となること。そういうアクティブな姿勢をもっと持ち続け
ていい。失敗してもかまわないではないか、それもまた自分の心の中にち
ゃんと手ごたえとして残り続けるのである。」
これを読んで何かを感じたなら今すぐに何かを始めよう~ ←お前がや
れ!
では、内容の説明です。
まぁいつもの事ですがボクシングの文章の解説しかしません。
「神」になったボクサーとの対話はジョージ・フォアマンとのインタビ
ューを文章にしたもの。
山際淳司さんは一度引退してまだ太ってはいない頃に伝導で東京に来た
ジョ-ジ・フォアマンに会ってるらしい。
その時の印象があるから太ってにこやかになったジョージ・フォアマン
には違和感があるようだった。
今度は山際氏がアメリカに会いに行った。
インタビューの時期はフォアマンがホリーに負けた後、まだマイケル・
モーラーに勝って本当の奇跡を起こす前。
キンシャサでアリに負けた後、再起しジミー・ヤングに判定負けした控
室で「神」を見てボクシングを引退したという話は有名だが、その時の様
子を細かく語っている。
打たれたダメージでおかしくなってたと周りの人、そしてその話を聴い
た人は思ってるやろうけどフォアマンは本当に神にあったのだ!
オイラはそう信じてる。
だってこの人の人生本当に神がかってるやん!
第二章 スポーツつれづれ草似も短編で少しボクサーのことが書かれて
る。
まぁ一つの話が2ページなんで本当にちょろっと出てくるだけなんで紹
介しても意味はないかな。
第三章のサラブレットと語ろうは競馬関係ですな。
オイラにとったらフォアマンの所だけしか読む所なかったけどフォア
マンの神との出会いは読む価値ありでしたわぁ~