裁かれるのは我なり 袴田事件主任裁判官三十九年目の真実
今回紹介する本は、山平重樹 著の「裁かれるのは我なり 袴田事件主任裁
判官三十九年目の真実」
に据えたまさに映画の原作的な本である。
この熊本典道という人は結構なエリートで裁判官としても将来を期待されて
た人みたいやな。
映画では触れらなかった熊本典道という人間の生い立ちから詳しく描かれて
る。
正直、オイラはこの人が出てきたときになんで今更って思った。
でもこの人は長い間ずっと苦しんで、自殺未遂までしてる。
間違った死刑判決というのは色々な人を不幸にしていくだけなのだ…
再審を認めない理由も明らかにしない裁判所の不誠実さとか色々腹立つこと
が多すぎる。
ただ、こういう話ってでも助かりました良かったでしょう~みたいな本が多
い中、この袴田事件は現在進行中の国家的犯罪である。
正直、オイラは袴田さん支援をしたり署名活動に動いたりしてない。
このブログでこうやって人の目に触れてもらうために記事を書いてるだけ。
大した力にもならんやろうけど、少しでもこのん事件のことを知ってほし
い。
少し前に、ネットの書き込みできるようなサイトで、袴田事件の事何も知ら
ないよう人がが袴田さんがまだ死刑になってないのはおかしいとか書いてたり
したのを見たことがある。
知らないのはしょうがないんやけど、知らないのにとやかく言うのはやめて
もらいたいな~
この事件、調べれば冤罪の可能性がものすごく高いのがわかる。
まぁオイラは完全に冤罪と思ってるけど。
興味を持った人は色々調べてみてほしいです。