もうすぐ、大毅VS坂田戦、
スポルティーバ 9月22日(水)18時47分配信
「今は亀田家で世界チャンピオンは俺だけやからな。死に物狂いで戦って勝つ。ベルトは守るよ」と21歳のチャンピオンが言えば、30歳の元チャンピオンも自信をのぞかせる。「もう一度チャンピオンになりたい。試合は長いラウンドを想定しているけれど、流れのなかで早いラウンドで終わるかもしれないし判定までいくかもしれない。全身全霊でぶつかる」
「今は亀田家で世界チャンピオンは俺だけやからな。死に物狂いで戦って勝つ。ベルトは守るよ」と21歳のチャンピオンが言えば、30歳の元チャンピオンも自信をのぞかせる。「もう一度チャンピオンになりたい。試合は長いラウンドを想定しているけれど、流れのなかで早いラウンドで終わるかもしれないし判定までいくかもしれない。全身全霊でぶつかる」
9月25日、東京ビッグサイトで行なわれるWBA世界フライ級タイトルマッチ、亀田大毅(亀田)対坂田健史(協栄)の一戦は、“因縁対決”の色合いが濃く出ている。両者がかつて同じジム所属だったことや、報酬を巡る諍(いさか)い、さらにはイベント開催権が入札で決まったことなどによるところが大きい。
しかし、純粋に「どちらが勝つのか」という勝負中心で見た場合も、なかなか興味深いカードといえる。
若く勢いのあるチャンピオンと、返り咲きを狙うベテラン挑戦者――ともに好戦的なスタイルを持つ攻撃型の選手ということもあり、予想の難しい試合なのである。
総合力が拮抗しているため接戦となり、僅差の判定でどちらかの手が挙がる、という公算が最も高そうだが、その一方、どちらかのワンサイドゲームになる可能性も十分にある。
まずは「接戦にはならないと思う。判定でもKOでも接戦にはならない。俺は打ち合いを望んでいるし、そうなると思う」と断言する亀田の圧倒的勝利をシミュレーションしてみよう。
前に出ようとする坂田を馬力で押し返し、そこに破壊力のある左フックを叩きつける。相手がひるんだところにワンツーをボディ、顔面に乱れ打ち。タフな坂田はキャンバスに倒れこむことこそ拒むが、グロッギー状態に追い込まれレフェリーストップ――そんな場面が目に浮かぶ。
ただし、ややエンジンのかかりが遅い傾向がある亀田が圧勝パターンに持ち込むためには、序盤からエンジン全開で飛ばす必要がある。坂田に負けない体力が要求されることになろう。集中力を切らさないことも勝利の前提となる。
続いて「気持ちの勝負になると思う。勝ちたいという気持ちの強い方が勝つ」と話す坂田の圧勝パターンである。
カギは手数とスタミナだ。こちらもスロースターターだが、中盤から終盤にかけての追い込みは迫力がある。少々のビハインドなど問題としない精神的強さもある。
経験の浅い亀田に正確な左ジャブを当てて中盤から引き離し、後半に入ってペースアップ。チャンピオンに反撃の暇も与えずガードの上からもパンチの雨を降らせて乱打。たまらずレフェリーが割って入る――王座返り咲きのシーンが見られるとしたら、おそらくドラマチックなものになることだろう。
ただし、坂田は前半のダメージやスタミナのロスを最小限に抑える必要がある。2年前、王座を失ったデンカオセーン・カオウィチット(タイ)戦のように、不用意に亀田の強打、特に左フックを浴びるようだと、その時点ですべての可能性を寸断される可能性もある。
故白井義男氏から亀田大毅まで、日本はフライ級で13人もの世界チャンピオンを輩出してきた。そのうち日本人対決は過去に8度実現(ユーリ・アルバチャコフを含む)。興味深いのは、昨年11月の内藤大助(宮田)対亀田興毅(亀田)戦以外の7戦で、いずれもチャンピオンが勝利を収めてきたというデータである。そのジンクスを亀田家は2戦連続で破ってしまうのか、それとも大毅が封印するのか。
今回の亀田対坂田が単なる“因縁試合”としてだけでなく、“激闘”として歴史の1ページを飾るものになってほしいものだ。
原 功●取材・文 text by Hara Isao
もうすぐ大毅VS坂田のWBAフライ級タイトルマッチですな・・・
正直、あんまり興味もないんやけど、新聞に大きく出てたんで記事に(笑)
この試合世間での注目はどんなもんなんかな?
一応スポーツ新聞にカラーでこんなに大きく記事になってるということは注目されてるんかな?
ついこないだ、内山選手がボクシング”本物”の魅力を伝えたばったかりやねんけど。
別にこの二人の試合がニセモノやなんて言いたいわけちゃうねん・・・
ボクシング本来の魅力は、お互いの技術による攻防、それに伴うKO劇。
でも、この二人の試合ではそういった試合展開にはなりそうにないな~
まぁえらそうに書いたけどオイラ自身現役時代は技術のカケラも無いしょうもないボクサーやったんで
世界チャンピオンのベルトを巻いたことのある選手にケチつけるのはなんなんやけど、一ボクシングファ
ンとして言わせて貰うとあんまり魅力感じないです。
あんまりすごいテクはないけど、気持ちの強い選手(河野選手、坂田選手など)がテクニシャンのチャ
ンピオンに立ち向かっていく試合なら見ごたえもあったんやろうけど、正直大毅の試合はおもろない・・
左フックが強烈やって言うけどそれほどでもないような気がするし、仮にものすごいパワーがあっても
リードブローを打たなければ当たるものも当たらんよな。
右ストレートも打たんし・・・
大毅、減量キツイみたいやな~
オイラは本当の減量の苦しみなんて知らんボクサーやったけど、日本のボクサーって無理な減量する人
多いやな~
外人はムチャな減量あんまりせんみたいやな。
多分、日本やったらフライかSフライでやらされてるんちゃうかうな?
まぁ大毅の場合はフライ級に落とさなアカン絶対的な理由(そこでだったらチャンピオンになれる)が
あったからしょうがないけど。
内藤選手、なんか迷走してますな。
年が年やから、早めに決めた方がえぇんやろうけど、会長との話し合いがうまく言ってないんやろう
な。