BOX 袴田事件
萩原聖人主演で“えん罪ボクサー事件”映画化
1966年6月に静岡県清水市(当時)で発生した、いわゆる袴田事件が高橋伴明監督(62)の手で映画化される。「BOX-袴田事件」で、無罪の確証を持ちながら死刑判決を書かざるを得なかったと2年前に告白した熊本典道元判事(73)の苦悩を軸に描かれる。 みそ製造会社の専務宅が放火され、焼け跡から一家4人の他殺体が発見された強盗殺人放火事件。従業員で元プロボクサーだった袴田巌死刑囚(73)が逮捕され、取り調べ段階で自白したものの、その後一貫して無罪を主張。「我が道」をスポニチ本紙で連載中のファイティング原田氏(66)も日本プロボクシング協会会長の立場から支援し再審開始を訴えている。
萩原聖人(38)が主演し袴田死刑囚には新井浩文(30)が扮する。高橋監督は「裁判員制度が始まって、まず思ったのは人を裁くことの重さ。もし間違いが冤(えん)罪につながり、1人の人生を奪ったとしたら、それは取り返しのつかない罪であり、科した刑以上の量刑をその人は負うべきでしょう。そんな思いを映画にしたい」とコメント。来年初夏公開。
ニュースでこの事件のことを知っている人もいると思うけど、事件自体はずいぶん昔に起こってるんや
よな。
袴田さんは免罪で逮捕され何十年も刑務所ですごしている・・・
当時の裁判官の一人が、無罪だったと思うという告白を最近して話題になった。
誤認逮捕だったというのは、この事件を知っていくと確実だった事がわかる。
DNAがどうこうではなく、犯人の物とされている服が、袴田さんにはまるっきりサイズが合わない小
さなものなのだ!
最近、少女誘拐殺人で逮捕されていた菅谷さんが、無実になったことがニュースになったが、あの人以
上に袴田さんは、長い期間、拘束されているのだ・・・
恐ろしい話である。
人生を、国家権力の面子というくだらないもののために奪われるなんて怒りを通り越して恐怖を感じ
る。
袴田さんを助けるために、ボクシング協会やその他の人がいろいろ動いてるのだがなかなか話が進まな
いようなのだ。
そこで、世間の注目を得るためにもこの映画を作ったのだろう。
れて長い間戦い、最後に自由を勝ち取るという実話の映画化がされて話題になったのだが、この事件は現
在進行形なのだ。
正直、残された時間はそう長くはない(袴田さんは相当な高齢)。
こんなに長い間、苦しめられてきたのだから、どうにか救われて欲しいという関係者の方達の想いがこ
められた映画である。
この事件に興味がなかった人、知らなかった人は是非劇場に足を運んでもらいたいです。
ちなみに、福井さんはレフェリー役で出演もしてるそうです!