激闘 リングの覇者を目指して
内藤VS亀田1の試合を盛り上げようキャンペーン第四弾は、岩崎大輔 著 「激闘 リングの覇者を
目指して」の紹介を。
これで~す!
これも古本で買ったけど、100円じゃなく、半額ぐらいやったな。
それほど出回ってないから100円になる可能性も少ないからなぁ~
でも、読んで一番面白いのはこの本でしたわ。
この本は、内藤、亀田、坂田の三選手の事が書かれてる。
ただ、亀田側には取材拒否されたらしく思いっきり内藤寄りの目線で書かれてるけど・・・
内藤寄りというよりも、アンチ亀田って感じかな。
ただ、、取材は、しっかりしてるんで読み応えはあるわ。
選手のことだけでなく、トレーナーのこと、ボクシング業界の暗部何んかも書いてるな。
内藤選手の特別コーチをしてる野木丈司トレーナーの事は、結構深く切り込んで描かれてた。
将来を期待されながら、ジム移籍の問題に巻き込まれて、試合をほされた話、陸上の小出義雄監督との
関係等も詳しく描かれてて興味深かったわ。
そして、坂田選手についても、多くが描かれてる。
坂田選手の面倒を見ている協栄ジムの大竹重幸マネージャーの話なんかが実に興味深く読ませてもらい
ましたな。
オイラ、別にトレーナーの仕事してるからトレーナーしてる人に興味あるってわけじゃないんやけど
ね。
オイラはトレーナーとは名ばかりで、選手を育ててるわけではないので野木、大竹両トレーナーには、
足元も及べへんというよりも、次元も舞台も全く違うからな・・・(同じ職業と思ってません 笑)
ただ、裏方の話が好きなのである。
後、この作者は亀田の親父の横暴な素顔、ボクシング雑誌への批判、新聞記者の怠慢等なかなか、言い
にくいことをズバズバ言うてるのが凄い。
こういう風に、ボクシング界の暗部を名指しで批判するようなことはなかなかやろうという気概のある
マスコミはいないので、この本は意味があると思うわ。
ただ、純粋に、スポーツとしてのボクシング、ボクサーがリングで戦う姿に感動したい人は読んでて嫌
になるかもしれないんで読まない方が良いかも・・・
オイラはおもしろかったけどね。
昨日のスポーツ新聞の記事。
辰吉VS薬師寺、大場VS花形などの、名日本人対決と今回の内藤VS亀田1の試合を比べる記事です
な。
やっぱり、比べたらどうしても、落ちるよな・・・
それでも最近の意味のない日本人対決よりかは、注目度も意味合いも十分なんやけど。