らんぶるライフ はてな版

ボクシングの事書いてます

脱ニッポン人生

イメージ 1

        
 今回は、前に紹介した本、メキシコホテルの作者、大倉直さんが書いた「脱ニッポン人生」紹介を。
                                  ↑
                  大倉直さんは、ブログにもいかせてもらってるんやよな~



 この本は、「メキシコホテル」の続編的意味合いも含まれてる。

 直さんが、「メキシコホテル」の舞台、ペンションアミーゴで知り合った人も出てるからだ。

 しかし、色んなところに行ってるよな・・・

 メキシコ、タイ、中国、ネパール、トルコ、アメリカ。

 そこで出会った(日本で出会った後外国にいった人もいるが)人たちの人生の断面を書いてる。

 本当に色んな生き方があるよな。

 オイラ、海外にいても、家とジムの往復しかほとんどしなかったんで知り合う人も少なかったし、知り

合ってもボクサーばっかりやから、バックパッカーや仕事で海外に来てる人はそんなに知り合うチャンス

がなかった。

 でも、海外生活してる人は、バイタリティーというか生活力があるよな。

 自分で、仕事を始めたり、現地の女性と結婚したり、オイラには到底無理な事してるもんな。

 メキシコでプロレスをしに来た女の子、タイ人と結婚してタイに移り住んだ女性、通訳として働きなが

ら中国で暮らす男性 etc,etc

 メキシコで日本の漫画を売って生活してた男性なんてのも出てくる。

 オイラも向こうで彼女出来てたら、今、海外で暮らしてるって可能性もないことないんやろうけど全く

女性には縁ありませんでしたわ・・・

もし彼女出来て、結婚して向こうで生活してたら、それはそれで、面白かったかもしれんけど、オイラ

に海外で生活(仕事)していける能力なんかあったんやろか?

 ちょっと不安やな。

 まぁ、人生色々。

 どうなるかわからへん。



 子供の頃のオイラなんか外国へ行くことすら考えなかったもんな。

 オイラの子供の時はまだ海外なんて金持ち(スネ夫みたない奴)しかいけないって感じやったもんな。

 高校生の時に学校でアメリカ西海岸でホームスティという企画があり、これを逃すと一生海外にいけな

いと思い親に頼みこんで参加した。

 その時は、一生で最初で最後の海外だろうと思ったんやけどナ。

 でも、行って考え方がまるっきり変わった。

 オイラの高校は日本航空学園という、飛行機の整備士なんかを目指す学校やったんやけど、ちょうどア

メリカにいる時にトム・クルーズ主演の「トップガン」という海軍のパイロットを主人公にした映画が上

映されてた。

 その映画をホームスティ先の人に連れて行ってもらって滅茶苦茶はまって

 「将来、アメリカに来て海軍に入る」

 って無理な夢を抱いたものである・・・(まぁ子供やったんやな)

 だから、ボクシング始めても、さっさと引退してアメリカに行かなければッてずっと思ってた。

 早く行かなければ、英語が習得できなくなると焦ってたんやよな。

 その割りに全く英語の勉強なんかしてなかったんやけど。

 そんな気持ちでボクシングしてたから

 「世界チャンピオンを目指す!」

 なんて大胆な夢は全く見てなかったのだ・・・

 

 なぜ、自分の昔話を出したかというと、海外に興味ないという人に、考え方なんか一度の体験でガラッ

と変わるものだという事を知って欲しいんやよね。

 海外というだけでなく、普通、スポーツ、食べ物、色んなことが知らないというだけで敬遠されがちや

よな。

 経験してもやっぱり嫌いなものは嫌いってことって多かったりするけど経験して言うのと何も知らない

で言うのはまるで違う。

 年、いってしまえば、なかなか新しいことにチャレンジできひんから若い人には色んなことにチャレン

ジしてほしいんやよな。

 そういうオイラは、30歳を越えてからチャレンジ精神をなくしてしまってなかなか新しいことに挑戦

できてないんやけど・・・

 
 まず海外に興味ないって人には外国に行ってもらいたいな。

 まぁ、行って事故にあって「お前のせいだぁ~」って言われても責任とれませんが・・・

 それに行っても嫌いなままで、「金の無駄やった、金かえせぇ~」って言われても返せません。

 でも、もしかしたらこの本に出てくる人たちのようにその国の住人になるほどはまるかも?

 

 まぁ、何しろ、おもろい本なんで、興味持った人は買って読んでくださ~い!

 

 「脱ニッポン人生 自分の居場所の見つけ方」

  大倉直 

  草思社 

  定価 1300円+税

 



 人気ブログランキング