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ボクシングの事書いてます

チキン

今回は、村上真裕の「チキン」の紹介を。

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 この単行本、1巻って書いてるけど続巻は出てない。

 で、話も途中で終わってる。

 まぁ、打ち切られたんでしょうな・・・

 この作者のほかの作品は、まったく知らない。

 調べたら、今はパチスロ漫画を書いてるみたいですわ。

 では、内容の紹介を。
        
 主人公、城島英児は、WBCミドル級チャンピオン。

 いきなりインドでの、防衛戦から物語りは始まるのだ。

 城島は全く人気がなく世界チャンピオンにもかかわらず敵地でばかり防衛戦をさせられているのだっ

た。

 なぜ、人気がないか?

 それは、城島の必殺技SFCK(super fly can,t killer)のせい。

 ハエも殺せないようなパンチでポイントを取るだけとって天才的なディフェンスで逃げるばかりだから

だ。

 これ読んでて、ちょっとジムメイトだった山口圭司を思い出した・・・

 まぁ、山口は倒す時は倒してたけど。

 この主人公は、一度もKOしないでチャンピオンになったのだ。

 それには、実は理由があった。

 アマチュア時代、相手をレフェリーが停めているのにもかかわらず叩きのめして再起不能にしてしまっ

た過去があったのだ。

 ボクシングの試合とはいえ、レフェリーの制止を無視して倒れてる相手を殴り続けたという事で、罪に

とわれ、刑務所に入ってしまう。

 出所後、対戦相手の奥さんと会い、ある約束を守るために城島はプロのリングに上がる決意をするのだ

った。

 こういった内容を、インドでの防衛線の合間に回想として語られていくのだ。

 そのある約束とは、植物人間になってしまった対戦者の息子が、18歳になるまで世界チャンピオンに

なって王座に君臨し息子の挑戦を受けてくれとのことだった!

 ムチャな約束やなぁ~。

 でも、これってがんばれ元気のパクリやよな。(立場は逆やけど)

 まぁリアリティばっかり追求したら漫画は面白くなくなるし、ちょっとぐらい設定が似ててもえぇねん

けど。

 インドでの防衛戦を判定で勝利した後、試合会場の片すみでドン・キングみたいなプロモーターが次の

対戦相手に次はお前だみたいな事いって、第一部完と出て終わり。

 まぁ間違いなく第二部はないでしょう・・・

 この本、ブックオフの100円コーナーでよく見ます。

 気になった人はすぐみつかると思うんで!





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