アイラン”ブレード”バークレイ
昨日の記事で、バークレイのことを書いたからバークレイの説明を。
戦績 63戦 43勝(27KO)19敗1分
最初に世界タイトルに挑戦したのは、当時のWBAチャンピオン、スンブ・カランベイ。
この挑戦は、15ラウンド判定負け(当時は、WBAはまだ15回制だった)
そして、次にめぐってきたチャンスが、史上初の4階級制覇を成し遂げたばかりのトーマス”ヒットマ
ン”ハーンズ。
この試合、バークレイは、ハーンズ陣営から完全に安全パイとしてオファーされたんやろな。
だが、このアンダードッグは、大番狂わせを演じるのだ!
3ラウンドKO勝ち!
この試合の記事を新聞で読んだ当時高校生のオイラはショックやったわ・・・
これで晴れて世界チャンピオンになったバークレイだったが、初防衛の相手が悪かった。
”石の拳”ロベルト・デュランと試合をし、ダウンを奪われての判定負け。
この試合でデュランは四階級を制覇し、バークレイは完全に引き立て役に・・・
続いて、IBFミドル級チャンプのマイケル・ナンに挑戦するも、足で逃げ切られ判定負け・・・
マイケル・ナンには根性なし!みたいに文句言うてたが、ナンが麻薬の取引で逮捕されて同情して面会
に行こうかと言ってた。(人がえぇな)
そして、WBOミドル級チャンプ、ナイジェル”ダーク・デストロイヤー”ベンに挑戦。
これは、なんと、1ラウンドTKOで敗れさってしまう。
の機会がめぐってくる。
この試合を2ラウンドKOで、終わらせ二階級制覇を達成!
戦オファーが。
ハーンズはアンダードッグであるはずのバークレイに負けたのがよっぽど悔しかったんやろうな~
しかし、この試合も12ラウンド判定で勝ってしまうのだ。
この時、あぁ、ハーンズにとってバークレイは相性悪いんやなぁ~と思ったもんである。
これで、三階級制覇を成し遂げたバークレイは、L・ヘビーの王座を返上し、スーパーミドルに戻る。
ここで、又ついてないことに、ミドル級から、ジェームス・”ライトアウト”トニーが二階級制覇する
ために上がってくるのだ。
この試合を9ラウンドTKOに敗れて、王座から陥落。
マスケに挑戦。
この試合も9ラウンドTKOの敗れ、メジャータイトルへの挑戦はこれが最後になってしまう。
この後も、二線級の相手に勝ち続けてはいたのだが、だんだんと体重を上げて最後はヘビー級で戦って
いた。
キャリアの最晩年は、若手のアンダードッグとして、リングに上がり、7連敗を喫し、引退。
正直、バークレイは、ついてない、ついてないと思っていたんやけど、調べたらこんなにタイトル挑戦
してるんやな~
まぁ、実力があったからなんやけど、ある意味、運は良いほうやと思う。
ただ、ドン・キングにプロモートしてもらってファイトマネーを全然もらえなかったり、金が入って
も、周りのハイエナのような連中からたかられたり、自分でも、散財してしまい、今は、どん底の生活で
ある・・・
ある意味、自業自得でもあるんやけど、切ないよな~
バークレイがもう少しスター性のある選手なら,又違ったボクサー人生もあったんやろうけど、バーク
レイのルックスは、どう見ても悪役。
スター選手にやられる、適役としては、良いキャラクターになったんで、挑戦させてもらう回数が多か
ったんかな?
バークレイは、WBA,WBC,IBFと三団体にまたがってチャンピオンになったので、三種類のベ
ルトを持ってるはずなんやけど、今は、最初のマネージャーにWBCのベルト預けてるのがあるだけらし
い・・・
他のは、、売ってしまったのだ。
そういえば、二回目にメキシコに行ったときに、同じ理由でラバナレスもベルトを持ってないというて
たな。(それも売ったのは日本人で安く買い叩かれてた)
NEWS23で、バークレイは、カンバックを目指してトレーニング中と言うてたけど、もちろん、世
界チャンプ目指してという次元ではない。
それでしか、お金を稼げないのだ。
どうにか、生活がキチンと出来るようになればえぇんやけどな・・・
頑張れ!バークレイ!ライバル、トミー・ハーンズも破産したから、二人で第三戦でもして金稼ぐか?
というのは、冗談で、もう試合なんかせんと、地道に稼ぐ方法考えてやぁ~
前にで出演してますわ~