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辰吉、敗れる・・・

辰吉無残TKO負け…それでも「次もある」
3月9日7時1分配信 スポーツニッポン

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 ボクシング元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎(38=大阪帝拳)が8日、タイ・バンコクで復帰第2戦のノンタイトル10回戦に臨み、同国スーパーバンタム級1位のサーカイ・ジョッキージム(19)に7回TKOで敗れた。辰吉は動きに精彩を欠き、3回に左フックでよろめくようにダウン。7回は防戦一方となり、陣営からタオルが投じられた。

 辰吉の敗戦は99年8月にウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)に7回TKO負けして以来。「相手が強く、自分が弱かった。ダウン?しくじったという感じ。体が重かった」と話したが「この次もある。また一からやり直しや。世間はやめろと言うけれど、オレは腐っていない」と現役続行も表明した。ただ、限界は明らかで、大阪帝拳では辰吉の帰国後に吉井寛会長が引退するよう説得する方針だ。     

    コピペしました

だそうである。

 ショックと言えば、ショックである。

 ヤッパ、ファンやしな。

 でも、うすうすわかってた部分もある。

 身近な関係者(大阪帝拳関係者など)から今の辰吉選手の状態はもれ伝わってきてるもんな。

 それでも、今回は、まだ勝つと思ってた。

 嫌な見方やけど、タイ側としては辰吉選手の試合の興行をうつとお金になるんで、まだまだ弱い相手、

もしくはやる気のない相手と対戦させると思ってたから。

 それとどっかで、関係者が悲観するほどではないのではと思ってたこともある。

 友達からメールで聞いたときに、詳しいことはわからなかったんで再起宣言のことは知らなかったから

いろいろ考えてた。

 まぁ、どうせ周りがどんなに反対しても絶対まだやるのはわかってたけど。

 今の周りにいる人たちは、全然反対してないみたいなんですんなり再起宣言してましたな。

 今まで、辰吉選手は、引退撤回を何度したことやろうと数えてみた。

 まず、最初は、デビュー当時から負けたら引退と言うてたの二ラバナレスに負けた時。

 この時は、双子の弟が負けたとか言って、うやむやにしてアンチファンから顰蹙かってたな。(当時は

オイラもアンチやったんで文句言うてた)

 二回目は、ラバナレスに雪辱した後、網膜はく離が発覚したとき。

 この時は、世論も後押ししたし、帝拳も協力して海外に出て復活。

 三度目は、対薬師寺戦で、JBCから負けたら引退と勧告されてて薬師寺戦で負けた時。

 この時は本当にうやむややったなぁ・・・

 四回目は、ウィラポンとの再戦に敗れたとき。

 この時は、自ら引退宣言してましたな。

 まぁ、後で、本当はやめる気さらさらなかったって告白してたけど。

 五回目が再起してきて、会長にKOか明白な判定勝ちをしなければ引退さすといわれていたのに、怪し

い判定勝ちで勝った時。

 この時から、ずっとジムでは相手にされなくなったというか引退扱いにされたんやよな。

 やめる、やめないでこんなに騒がれた選手は、ほかのスポーツでもおれへんやろな。

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 だからかどうなのかわからんけど、あんまり悲壮感がないよな。

 後ろで戎岡氏も笑ってるように見えるし・・・
     
 ここで、オイラは本音を言うと辰吉選手は、もう世界チャンピオンになれんと思う。

 そんなん、誰かって思ってると言われそうやけど、オイラは、奇跡を信じたかった。

 だからあえてそんなことは言いたくなかったんやけど、認めざるをえんと。

 じゃぁ、再起を反対、もしくは応援しないかと言うとそうではない。

 辰吉選手の好きにやってもらいたいので、今後も気持ちでは応援するで。(会場には行けません

が・・・)

 ここで、少しオイラの考えを。 

 あしたのジョーは、最初の構想では、世界タイトルとかそういう事は、考えてなかったらしいんやよ

な。

 ジョーは、バンバン対戦相手を倒して行って、その因果で、最後は、ホープに敗れてボロボロになって

さって行くって構想があったらしい・・・

 梶原一騎の原作の主人公は、最後は悲しい結末になるのが多いんやよな・・・

 「巨人の星」では、飛雄馬は左腕を壊して野球界から去っていくし。(新巨人の星で右投げ投手として

復活するが)

 「タイガーマスク」では、子供を助けるためにトラックにひかれて死んじゃうし。(アニメは虎の穴の

首領を倒して去って行く)

 「侍ジャイアンツ」では、番場蛮は、分身魔球の負担により、マウンド上で死亡。(アニメは大リーガ

ーを三振させてハッピーエンド)

 何が言いたかったかというと、辰吉丈一郎と言うボクサーは、この梶原一騎イズムを体現する存在なの

かも知れないということ。

 リング上での事故は、あってはならないし、ないと信じたいから、悲惨な事故がおこると警戒を呼びか

けてるわけではない。

 日本人の世界チャンピオンは、負けると即、引退が多いんやけど、今まで倒してきたボクサーたちの因

果を考えるときれいにやめすぎてるのかもって思う。

 まぁ、世界戦での敗北は精神的、肉体的にダメージが重いので、結局は相当なダメージなんやけど。

 日本人は、潔さを美としてとらえるから、しつこくボロボロになるまでやってる選手に冷たいんやよ

な。

 でも、ボロボロになるまで、好きなことやってる選手はそれはそれで美しい。

 全く持ってセンチメンタルな思いやけど、これからはそういう目で辰吉選手を見ることになりそうです

わ・・・








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