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ボクシングの事書いてます

お母ちゃんに捧げるチャンピオンベルト

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 今回は、川島郭志の自伝 「お母ちゃんに捧げるチャンピオンベルト」の紹介を。

 川島郭志は、WBCスーパーフライ級を6度も防衛した、名チャンプである。

 現在、川島ボクシングジムの会長をしている。

 現役時代のキャッチフレーズが「アンタッチャブル」!

 さわらせない、つまり、ディフェンス能力に優れたボクサーやったな。

 ボクシングファンの評価は高い!

 オイラより少し上の世代からのボクシングファンは渡辺二郎と、川島郭志の評価が高いんやよな。

 でも、二人とも、一般的な人気は得られんかったなぁ・・・

 やっぱり、テクニシャンは、一般のファンにはなかなかアピールできんのやろな・・・

 で、本の内容だが、川島郭志は、まさに「ボクシング版 巨人の星」なんやよね。

 親父さんが、子供の頃からボクシングを仕込んで鍛えまくってたみたい。

 でも、親父さん、元ボクサーちゃうんやけどね・・・

 めちゃくちゃ厳しかったみたいで、練習出来んようになるからって言うて予防注射受けさせなかったり

(一日休んでどうなるっちゅうねん・・・)休みも何もなかったらしい・・・

 そんな厳しい親父さんだったからこそ、お母さんは心の支えやったんやろな。

 川島会長のお兄さん(川島志伸)も世界挑戦の経験のあるボクサーである。

 しかし、一般的には知られてない。

 それは、挑戦したのが日本で認められていないIBFのタイトルやったんやよね。

 そのことにも少しふれられてますわ。

 川島会長は、アマ時代に、鬼塚勝也ピューマ渡久地に勝ってインターハイ優勝をしているので鳴り物

入りでヨネクラジムからデビューしたんやけど、東日本新人王の決勝でピューマ渡久地に負けたり、その

後も、川島光夫に倒されたりと挫折を味わってるんやよね。

 その辺りもいろいろ書かれてますわ。

 最近ファンになった人は川島会長のことはあんまり知らんかもしれんけど、偉大な選手である。

 その技術は、同じボクサーからのリスペクトが多いことでもわかる。

 ボクシングファンなら、とりあえずこの本を読んで、川島会長に興味をもって欲しい。

 そして、試合を見てみて欲しいな。

 なかなか、勉強になると思いますわ。

 ちなみに、川島会長が、世界挑戦したチャンピオン、ホセ・ルイス・ブエノは、ロマンサジムで一緒

に練習していたジムメイトで、再戦の時は、会場に応援に行きましたわ。

 だから、オイラは敵側ってわけですな。

 でも、ブエノは、帝拳所属のボクサー何で非国民と言わんんでくだせぇ~

 PS この本は絶版ですが、ちょこちょこブックオフなんかで見かけますんで手に煮れるのは比較的簡

単ですわ~ 

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