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ボクシングの事書いてます

昭和のチャンプ たこ八郎物語

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 今日は、笹倉明 作「昭和のチャンプ たこ八郎物語」の紹介を。

 今の若い人はもう、たこ八郎なんて知らんやろうね。

 写真の通り、変な髪形したコメディアンである。

 彼は、、元日本フライ級のチャンンピオンだったのだが、一切のディフェンスを拒否したようなボクシ

ングだったので引退後、強度のパンチドランカー症状に悩まされた。

 そんなムチャなボクシングをしていたのは片目が見えなかったらしい・・・

 まぁ、今なら検査に引っかかってリングには上がれんやろな。

 パンチドランカーの症状で、ロレツが回らないのそのまま芸風にしていた。

 こんな風に「た、たこれす・・・」

 ボクシングを引退後、故 由利徹に弟子入りし芸能界に入る。

 最初の頃は、ポルノ映画に出たりしていたのだが、「笑っていいとも」に出演するようになりブレー

ク、お茶の間の人気者に。

 たこ八郎はもちろん芸名で、本名 斉藤清作、一時期甥っ子の斉藤清人が活躍して注目を浴びた事があ

ったな。

 ファイティング原田氏とは、ジムの同門で亡くなるまで交流は続いていたようだ。

 作者の笹倉明氏は、たこ八郎の友人だったらしく経歴をなぞっただけの本ではなくなかなか知られて

いない事なども書かれてる。

 たこ八郎を知らない人でも、えぇ本なんでよんで見て欲しいな。

 ちょっと泣けます。

 この本は、「天の誰かが好いていた」を改題したものなので、図書館などには古い本で置かれてる場合

もあるけど、少しの加筆はあるけど同じ内容ですわ。

 
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