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パッキャオVSロマチェンコ戦の報道を見て思ったこと。


パッキャオ復帰戦は? ロマチェンコ陣営は噂を一蹴

  
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今週、フィリピンから発信された「マニー・パッキャオが次戦でワシル・ロマチェンコと対戦する可能性がある」というニュースに関し、ロマチェンコのマネジャー、エギス・クリマス氏が回答。噂をはっきりと否定した。ESPNドットコムが伝えた。

 パッキャオはフィリピンの大手テレビ局ABS-CBNの番組で、ロマチェンコと対戦交渉中と発言。一部のメディアも現実的な話として報じた。しかしクリマス氏は「ウェルター級のパッキャオとS・フェザー級のロマチェンコの間には3階級の差がある。非常識な話だ」とコメント。
 そして「もしすぐに2人が対戦するなら、ゴロフキンがロマチェンコと戦いたいと言うだろうし、L・ヘビー級のコバレフがパッキャオを指名するだろう」と一笑に付す。
 また同マネジャーは「もし実現しても『ロマチェンコは体重を無理に落としたオールドボクサーに勝った』と言われるのがオチ。こちらには大きなメリットがない」と続ける。陣営の方針では今のところ体重を上げるにしても135ポンド(ライト級)から順番に取り掛かるもようだ。
 ただ将来的にはロマチェンコvsパッキャオは可能性があるという。その場合、体重設定は140ポンド(S・ライト級)が妥当と陣営は見ている。
 一方、パッキャオには4月21日ニューヨークのMSGあるいはラスベガスのT-モバイル・アリーナで予定されるジェフ・ホーン(豪)vsテレンス・クロフォード(米)のWBO世界ウェルター級タイトルマッチのカードに登場するプランが持ち上がっている。
 ボブ・アラム・プロモーターによると、パッキャオが出場するしないにかかわらず、ホーンvsクロフォードは近日中に正式発表が行われるという。Photo/SUMIO YAMADA

 ロマチェンコVSパッキャオ戦の話はロマチェンコ側が完全に否定してるんで実現はしないでしょうがこの報道を見て思うことが色々あった。
 まず、階級差というのが本当に興行優先によってどんどん崩壊してるということ。
 以前ならこういう対決の噂が上がることさえなかったと思うんで。
 まぁその階級差というのを崩壊させた張本人がパッキャオですが(笑)
 そう、デラホーヤVSパッキャオ戦を思い出しましたのだ。
 あの時は確かパッキャオはライト級あたりやった。
 デラホーヤは元々ライト級金メダリストとはいえミドル級まであげた選手なんで本当に階級差はめちゃくちゃ。
 気の試合に負けてデラホーヤは引退、新旧入れ替えとなったのだ。
 プロモーターのボブ・アラムはそれをまた実現させようと思ったのではないでしょうか?
 パッキャオももう完全な黄昏時…
 ボクシング界にはスーパースターが居ない状態です。
 正直、ロマチェンコは北欧系なんでアメリカでは爆発的人気を得られないような気がしたんですがアジア人のパッキャオが人気者になったんでロマチェンコブームが起こる可能性もあるわけです。
 そこにボブ・アラムがかけたのでは?と思いました。
 
 しかし、いまのロマチェンコに勝てる選手はいるんでしょうか?
 身体の大きい上の階級の選手が押し潰すこととか考えるとパッキャオがマルガリートやコットをボコボコにしたようになる可能性もあります。
 メイウェザーの若いころだったらどういう試合になってたとか想像するのは面白いですが現実的な相手を考えるとマイキー・ガルシアなんかでも空転させられてしまいそうですなぁ。
 正直、ロマチェンコすごいボクサーだとは思いますがどうも自分は好きになれません。
 よけて相手の戦意をなくすのもすごいけど打ちのめしてぶったおすのを観たいと思う人のほうが多いと思います。