畑中清詞会長の息子、建人デビュー
元世界王者の長男、畑中建人が初回TKOプロデビュー
27日午後愛知県刈谷市のあいおいホールで行われた試合で、S･フライ級4回戦に出場した畑中建人（畑中）が村上貴秋（結花）に初回1分43秒TKO勝ちし、プロデビュー戦を飾った。
建人（18）は元WBC世界J･フェザー（S･バンタム）級チャンピオンで現在は畑中ジムを営む畑中清詞会長（49）の長男。岐阜 中京高校でアマチュアのリングに立っていたが、32年前に高校生だった父がプロデビューした同じ日に初陣を迎え、同じ初回で試合を終わらせた。
「（勝って）単純にうれしい。日本初の親子世界チャンピオンをめざしたい」と、リング上の勝利者インタビューでさっそくビッグな夢を口にした。 畑中二世のデビュー戦が注目され、この日の会場はチケット完売となる人気。複数のテレビカメラが試合前から建人に密着するなど、メディアの数も多かった。主催の松田ジムもこの4回戦を別格とし、セミファイナルに組み込んだ。
試合は建人のワンサイドゲームだった。「畑中の息子を食ってやろうと、死にものぐるいで出くると思った」（建人）という相手が出てこないため、建人が前に出て追い回す。後退を続ける村上に追い打ちの右が決まると、村上はたまらずキャンバスに横転。これは8カウントで試合続行に応じたが、建人はラッシュをかける。ボディーが効いて動きの鈍った村上。さらに連打すると、ここで早々とレフェリーストップがかかった。
とうとう畑中会長のご子息がデビューを果たしました。
世界でも親子で世界王者になったのはグッディ・エスパダス親子、レオン・スピンクス、コーリー・スピンクス親子、ウィルフレド・バスケス親子、フリオ・セサール・チャベス親子、モハメド・アリ、レイラ・アリぐらいらしいですなぁ。
畑中会長は実力、才能を本当の意味で世界の舞台で発揮できずに引退したという印象が強い世界王者と思います。
本当に能力は高かったのに初防衛戦で曲者ダニエル・サラゴサに判定負けしてそのまま引退した。
父親と息子は似てるようでも別人ですが、父のポテンシャルを受け継いでいるなら世界王者になるのは大前提として、井上尚弥がナルバエスを倒した時ぐらいのインパクトを残せる能力があるんじゃないかとかってに期待してます。
