フェザー級王者細野悟、下田昭文と12・29防衛戦
フェザー級王者細野悟、下田昭文と12・29防衛戦
プロボクシングの大橋ジムは30日、日本フェザー級王者細野悟(31=大橋)が12月29日に東京・有明コロシアムで、同級1位の下田昭文(31=帝拳)と5度目の防衛戦を行うと発表した。両者は横浜市内で会見。
3度の世界王座挑戦経験を持つ細野は「この試合に勝たないと次はない。強くてうまい相手だし、楽しみでしょうがない」とコメント。
元WBA世界スーパーバンタム級王者の下田は「勝てば国内最強を証明できるし、世界ランクも手に入る。自分にとっては願ってもないチャンス。1ラウンド目からしっかり崩して、圧倒的に勝ちたい」と2階級制覇への足がかりとする構えだ。
このカードは素晴らしい!
まさに世界挑戦者決定戦とうたっても差しさわりのないカードですな。
こういうカードをどんどん組んでボクシング界を盛り上げていってほしいです。
大橋会長は、そりゃぁ、自分のジムが潤う事を最優先に考える立場なんでしょうが、ボクシング界全体が盛り上がっていくことに妥協してない姿勢が素晴らすぎる!
観客、視聴者が何を求めているか?
ボクシングファンが見たいのはなにか?
そういうものを提供できるようにしていくのがボクシング人気を盛り上げていくことなんです!
細野選手は世界挑戦4度目のチャンスをつかめるか?
下田選手は2階級制覇の機会を手に入れられるのか?
こういうサバイバルファイトに勝ってこその世界挑戦の価値が上がるんじゃないでしょうか?
楽しみです。
戦績 32戦 29勝(20KO) 2敗 1分 大橋ジム所属
アマ戦績 63戦 40勝 全日本選手権優勝
ニックネームはバズーカ
名まえの読みはサトルではなくサトシらしい
大学を中退してプロに転向、6回戦デビューする。
デビュー2戦目から7連続KO勝利などプロでも活躍、9戦目で連続KOを阻止されるが10戦目にKOセンセーションと話題をになっていた真鍋圭太5ラウンドKOで下す。
13戦目に杉田真教とOPBFフェザー級王者決定戦を争い、これに判定勝利し東洋王者に。
このタイトルは、澤永真佐樹(4R、KO)、フェルナンド・オテック(3R,KO)、榎洋之(判定)相手に防衛し返上。
このタイトルを木原和正(判定)、安田和芳(3R,TKO)高山和徳(2R,TKO)と3度防衛し返上。
この挑戦も判定まで行くも届かず、王座奪取ならず…
再起し、山元浩嗣、元日本王者の福原力也をKOで下している。
初防衛戦は関豪介を6回終了TKOで勝利。
福原力也を相手に判定勝ちで2度目の防衛。
大坪タツヤを判定に下しV3。
ワタナベ卓也も判定に下し4度目の防衛、。
戦績 36戦 30勝(13KO) 4敗 2分
アマ経験はなくプロdビュー戦は1ラウンドKO勝ち。
13戦目に瀬藤幹人に判定負けで初黒星。
ヘラルド・マルチネスに7ラウンドTKO勝ちで再起。
17戦目に山中大輔を判定で下し日本王座獲得。
塩谷悠に判定勝ちでV1。
小林秀徳を判定で下しV2。
3度目の防衛戦は山中大輔との再戦を制す。
4度目の防衛戦で、三浦数馬に負傷判定で王座陥落…
このタイトルは孫昌鉉を負傷判定で下し初防衛。
しかしこのタイトルの初防衛戦はアメリカで行われリコ・ラモスに7ラウンドKO負けで王座を失ってしまうのだった…
28戦目から31戦目までフィリピン、メキシコの選手を下し順調に再起ロードを歩むが、32戦目にロリ・ガスカとドロー…
34戦目にはマカオでマービン・ソンソナにまさかの3ラウンドKO負けを喫してしまうのだった…
関豪介を判定で下し再起、ジェリー・ナードを5ラウンドで下したのが最新試合。