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明日、WBCバンタム級タイトルマッチ 山中慎介VSアンセルモ・モレノ


山中慎介「試合楽しみ」、モレノと世界戦調印式

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                           繊大さんから送られてきた記者会見での二人の写真

世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトル戦(22日・東京大田区総合体育館)の調印式が20日、都内で行われ、9度目の防衛を目指す王者の山中慎介帝拳)は「体調はいいので、試合が楽しみ」と自信を示した。

 同級2位で、かつて世界ボクシング協会WBA)同級王座を12度防衛した挑戦者アンセルモ・モレノパナマ)は「ベルトは私にとって重要なものだ」と意欲を語った。

 ということで事前予想をするために両者の戦績を張り付けておきます!
 


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                    アンセルモ・モレノパナマ

           戦績 39戦 35勝(12KO) 3敗 1分
          ニックネームはエル・ファンタスマ(亡霊)
               サウスポー
 
 デビューより5連勝するも6戦目でドロー。
 7戦目は勝利するも8戦目で初黒星を喫する。
 そこから4連勝でWBAフェデセントロ、スーパーフライ級王座決定戦出場のチャンスを得、これに勝利し初戴冠(防衛線をせずに返上)
  次戦でパナマナショナル王座と返上したWBAフェデセントロ王者を又獲得(また返上)。
 16戦目に一階級上げてWBAフェデセントロバンタム級フェデボル王者決定戦を元IBFスーパーフライ級王者フィリックス・マチャドと争い判定勝ちし王座獲得(フェデボルはすぐ返上)
 18戦目にはフェデカリブ王座決定う戦に出場しこれに勝利し獲得。(この試合はフェデセントロの防衛戦も兼ねていたので防衛1)
 20戦目にフェでカリブ王座を判定で防衛、22戦目に元WBCスーパーフライ級王者トーマス・ロハス(この時点ではまだ王者にはなっていない)相手にフェでカリブ王者の防衛戦を行い判定勝ちし2度目の防衛。
 23戦目にフェデセントロの防衛戦を兼ねたWBAバンタム級挑戦者決定戦に出場し1ラウンドKO勝利し挑戦権獲得(この後フェデセントロ、カリブ両王者を返上)
 24戦目WBAバンタム級王者ウラジミール・シドレンコの7度目の防衛戦の愛として挑戦、シドレンコに判定勝ちし念願の世界王者に。
 1度目の防衛戦をセシリオ・サントス相手に行い7ラウンド負傷判定で勝利。
 日本のジム所属の比人、ロリー松下を判定で下し2度目の防衛。
 3度目の防衛戦はシドレンコとの再戦を判定で勝利し返り討ち。
 4度目は元WBAスーパーバンタム級王者マヤル・モンシプールが一階級下げて挑戦してきたが判定で下す。
 ノンタイトルを挟んだ後、5度目の防衛戦はフレデリック・パトラックを11ラウンドTKOで退ける。
 6度目の防衛戦は暫定王者ネオマールセルメニョとの統一戦でこれに勝利し王座統一。
 7度目の防衛戦はセルメニョとのダイレクトの再戦でこれに勝利しWBAスーパー王者に認定される。 
 8度目の防衛戦は坂田健史、トラッシュ・中沼との対戦もある元WBAフライ級王者、ロレンソ・パーラと。
 パーラを8ラウンドTKOで破り防衛。
 9度目の防衛戦で山中に敗れる前のビク・ダルチニアンを迎え判定勝ち。
 デビット・デラモーラ9ラウンドTKOで破り、10度目の防衛を飾る。
 36戦目2階級制覇を狙ってWBCスーパーバンタム級王者アブナー・マレスに挑戦するが判定負けっし二階級制覇に失敗。
 ウイリアム・ウリナに判定勝ちし再起とともにWBAバンタム級スーパー王者11度目の防衛戦を果たす。
 ハビエル・チャコンに判定勝ちで12度の目の防衛。
 13度目の防衛戦はファン・カルロス・パヤノと行われるが2回にバッティングでパヤノの額が切れその傷が原因で6回終了時点で試合続行不可能になり負傷判定になり判定負けを喫し王座滑落してしまうのだった…


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 現WBCバンタム級チャンピオン 山中慎介                
                       戦績 25戦 23勝(17KO)無敗 2分
 
 辰吉丈一郎に憧れ高校のボクシング部に入る。
 大学に進み卒業とともにボクシングをやめるつもりだったが不本意な戦績だったのでプロになることを決意し帝拳に。
 
 アマエリートなので6回戦デビュー。
 2戦目、7戦目はドローになるが無敗のまま調子を揚げ日本ランキングを上げていく。
 14戦目に六藤ジムの安田幹夫の持つ日本王座に挑戦、7回KOに下し日本王者に。
 ノンタイトル戦を挟み、ホープとして注目をあびていたセレスジムの岩佐亮介と日本タイトル初防衛を行う。
 この対決は無敗のホープ同士で勝った方が世界に行くという最近ではかな~~り注目度が高かった日本タイトルだった。
 その対決を10回TKOで終わらせ世界戦に向けて王座を返上。
 
 WBCバンタム級、次期王座挑戦権を賭けてクリスチャン・エキスベルと試合が組まれる。
 しかし試合直前に王者ノニト・ドネアが王座を返上し急遽、王座挑戦者決定戦から王座決定戦に変更。
 この試合に11ラウンドTKOで勝利し腫れて世界チャンピオンに。
 しかし、決定戦での王座獲得は帝拳の力での戴冠と揶揄する見方もあったので初防衛戦に強豪を選ぶ。
 元、WBA、WBC、IBFスーパーフライ級王者ビック・ダルチニアンを初防衛の相手に選ぶのだった。
 この試合は世界的勇名を誇るダルチニアンを完封、判定勝ちでV1を飾るのだった。
 そしてV2戦は元WBCスーパーフライ級王者トマス・ロハス
 この試合のKO劇は凄まじくトマス・ロハスは前のめりに崩れ落ちたのだった…
 V3戦では元WBCフライ級王者マルコム・ツニャカオ最終ラウンドで仕留めた
 V4戦はホセ・ニエベスプエルトリコ)を1ラウンドKO。
 V5戦はアルベルト・ゲバラ(メキシコ)を9ラウンドKO。
 V6戦はシュテファーヌ・ジャモエを9ラウンドTKOと連続5KO防衛中。
 V7戦はスリヤン・ソー・ルンビサイから3度ダウンを奪うも仕留めきれずの判定勝ちでKO防衛記録は途絶える。
 V8戦はディエゴ・サンティリャン7ラウンドKOで仕留めた。