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レオ・サンタクルスVSアブネル・マレス内定


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マレスvsサンタクルス内定、8.29ロサンゼルス開催

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メキシコ系のライバル、元世界3階級制覇王者アブネル・マレスとWBC世界S・バンタム級王者レオ・サンタクルスの交渉が成立したことが伝えられた。2日(日本時間3日)ボクシングシーン・ドットコムなどが報じたもので、期日は8月29日。会場はロサンゼルスのステープルズ・センターが予定される。
 バンタム級、S・バンタム級フェザー級を制したマレス(29勝15KO1敗1分)はジョニー・ゴンサレスに初回KO負けで無冠になった後3連勝。一方バンタム級、S・バンタム級王座を獲得したサンタクルス(30勝17KO1分無敗)はフェザー級で3階級制覇を狙っている。現在マレスが無冠なため、いずれかの王座の挑戦者決定戦として挙行される可能性がある。
 この2人の対決は交渉が中断した時期もあった。しかしマレスがフランク・エスピノサ・マネジャーとの関係を断ち、サンタクルスと同じアル・ヘイモン代理人とサインしたことで、交渉が進展したといわれる。



 無敗の2階級制覇王者と1敗しかしていない元3階級制覇王者の対戦、好カードですな。
 どちらもメキシカン、勢いとしてはサンタクルスの方があると思うんですが、マレスもジョニ・ゴンにぶっ倒されたとはいえそれ以外では負けはない。
 ジョニ・ゴンとの相性が悪かっただけとか、1ラウンドで勝負が決まってしまったので交通事故的要素だってあるかもしれないしね。
 

 
                                    それでは両選手の戦績でも…


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                                    レオ・サンタクルス(メキシコ)
                戦績 27戦 26勝(15KO) 無敗 1分 
        元IBFバンタム級王者、現WBCスーパーバンタム級王者の二階級制覇王者。
 
 アマでは155戦148勝7敗の戦績を残しジュニア・オリンピック・インターナショナル・トーナメントの覇者。
 
 プロデビューは2ラウンドKO勝ちする者の2戦目に引き分けてしまうがそこからは13連勝して、WBCユースの暫定王者決定戦に出場、6ラウンドKOで下し初タイトルを獲得。
 17戦目に元WBO,Sフライ級王者のホセ・ロペスと対戦、これを5ラウンド切って落とす。
 18戦目に暫定ユースの防衛戦11ラウンドTKOで終わらせる。
 そこから、ノンタイトル戦をこなしてチャンスをうかがう。
 21戦目に長谷川穂積の防衛戦で1ラウンドで倒されたが、そのあと試合をこなし、ウィラポンにKO勝ちするなどチャンスを待つ続けていたブシ・マリンガとIBFバンタム級王者決定戦を争い、判定で勝利しIBFバンタム級王者に。
 初防衛戦は元WBAフライ級王者で元WBOバンタム級暫定王者エリック・モレルと対戦、これを5ラウンド終了で終わらせる。
 ビクター・ザレダを9ラウンドKOで下し2度目、アルベルト・ゲバラを判定で下して3度目の防衛を。
 この後、体重とビッグマッチを求めて王座を返上。
 元WBA,Sフライ級王者、アレクサンドル・ムニョスを5回TKOで下す。
 クルスチャン・ミハレスとWBCスーパーバンタム級王座決定戦を行い微妙な判定で王座を獲得していたビクトル・テラサスの王座に挑戦。
 これを3回に倒して王座獲得、2階級制覇を達成する。
 このタイトルはセザール・セダを判定で下し初防衛。
 元WBA,WBCスパーフライ級王者クリスチャン・ミハレスと対戦、判定勝ちでV2。
 マニエル・ローマンを2ラウンドTKOで葬りV3。
 ヘスス・ルイスを8ラウンドTKOで下しV4。(ただしV3、4の相手はノーランカー?なんで防衛繊維なるの?)
 ホセ・カイェターノとフェザー級契約で対戦、判定勝ちしてるのが最新の試合。

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                                        アブネル・マレス(メキシコ)
        元IBFバンタム級WBCスーパー・バンタム級WBCフェザー級王者
                             アマ戦績 112勝 8敗
                              プロ戦績 31戦 29勝(15KO) 1敗 1分

 アマ時代にファン・マニエル・ロペスを破っているがギジェルモ・リゴンドーには負けている。
 2ラウンドTKOでアメリカでデビュー、そのまま連勝を続け、14戦目にNABO北米バンタム級タイトルマッチでイシドロ・ガルシアを7RでTKOし北米王者に。
 このタイトルを2度防衛した後、IBFバンタム級王者、ヨニー・ペレスに挑戦するも引き分けで終わり世界初挑戦は失敗に終わる…
 その後、バンタム級版のスーパー6、バンタムスーパー4で、ビック・ダルチニアン、ヨニー・ペレス、ジョセフ・アグベコとのトーナメントに出場。
 一回戦でダルチニアンに判定勝ちし、IBOタイトルとWBCシルバー王者を獲得。
 決勝でジョセフ・アグベコを判定で下しスーパー4優勝とともにIBFバンタム級王座を手にするのであった。
 IBFの指令でアグベコとダイレクトリマッチをし、判定で返り討ち、このタイトルは返上する。
 西岡利晃の名誉王者昇格でWBCスーパー・バンタム級王座が空位となりその決定戦に出場、エリック・モレルとキャッチウェイトで対戦し判定勝ち、二階級制覇を達成。
 初防衛はWBAバンタム級スーパー王者のアンセル・モレノと対戦、判定で退けてモレノの二階級制覇を阻止。
 この時期ドネアとの対戦を希望していたがプロモーターの関係で実現できず…
 フェザー級にあげて3階級制覇路線に変更。
 WBCフェザー級王者、ダニエル・ポンセ・デ・レオンに挑戦し9ラウンドTKOでで勝利し3階級制覇を達成する。
 このタイトルの初防衛戦でデ・レオンに負けて王座滑落していたジョニ・ゴンと対戦。
 まさかの1ラウンドKO負けではつくろぼしとともに王座を失うのであった…
 この試合はダイレクトリマッが組まれたのだがマレスの怪我で中止に、そのまま組まれることはなくジョニ・ゴンが王座を失った。
 マレスは佐伯市、ジョナサン・オケンド(判定)、ホセ・ラミレス(5ラウンドKO),アルトゥロ・サントス・レイジェス(判定)に三連勝で調子を戻している。



 正直、無敗の2階級制覇王者VS元三階級制覇王者の対決で面白いカードではあるんですが、バレラVSモラレスのころのような盛り上がりに欠けるような気がしてるのはオイラだけでしょうか?
 まぁ自分が夢中になってた頃の方が良く思えることっていうのはよくあることなんですが、スターとしても強者としてもバレラ、モラレスよりも小ぶりに感じてしまうのは親父の昔は良かった症候群のなせる感情だけではないと思うんですがどうでしょうか?