長谷川穂積、復帰戦の相手は無敗の世界ランカー
長谷川穂積、復帰戦の相手は無敗の世界ランカー
神戸市の真正ジムは16日、元世界2階級王者の長谷川穂積(34)の復帰戦となるフェザー級10回戦を5月9日、神戸市立中央体育館で行うと発表した。対戦相手はWBC・S・バンタム級9位、IBF同級12位オラシオ・ガルシア(メキシコ)。24歳と長谷川より10歳若く、29勝21KO無敗。今年2月のWBC米大陸S・バンタム級防衛戦では、1回に右パンチで相手の腕を骨折させKO勝ちを飾っている強敵だが、長谷川は「本当に強いランカーと戦いたかった」と1年ぶりのリングに意欲を燃やした。
昨年4月、3階級制覇を目指してIBF世界S・バンタム級王者キコ・マルチネス(スペイン)に挑んだが、7回TKO負けを喫した長谷川の進退が注目されていた。「まだ、強くなれる自分がいるし、長谷川のボクシングスタイルを確立したい」と再びグローブを握る決意を固めた。山下正人会長は復帰戦の相手を、「長谷川が希望する世界ランカー」から探したが、試合予定があるなどなかなか見つからなかった。「ちょっと強すぎるのではないかと思う」と苦笑するほどガルシアは伸び盛りの選手だ。
しかし、長谷川は「確かに強い選手で、本物の世界ランカーと試合を組んでもらえてうれしい。対戦相手の怖さが自分自身を強くする。ぼくを強くしてくれる選手と戦えるのは楽しみです」とすこぶる前向きだ。ガルシアはボクサータイプで「長谷川とはかみ合う相手だと思う」と山下会長は話し、4月1日から京都・ウォズジムに来日している比国選手2人を呼び、スパーリング練習に入る。1年の雌伏を経た、ニュー長谷川の戦いが注目される。
オイラがブログを休んでいる間にあったボクシングニュースで驚いたことの一つに長谷川選手の復帰があった。
もう、引退数ものとばかり思ってたから。
でもよくよく考えてみると引退するんだったらもっと早く発表してたでしょうから復帰を周囲から反対されたりして自分や周りを納得させるのに時間がかかってたんでしょうな。
で、いきなりの強豪との復帰戦。
ただ背水の陣で挑むという切羽詰まった気持ちではなく例え負けても引退はないという本腰を入れた完全に戦線復帰を意識した再起のよう。
正直、キコ・マルチネス戦での衰えはショックだったんで本来の長谷川選手の力が取り戻せるのか?という思いはあるのですが、しっかりのニュー長谷川を作り上げてもう一度輝きを取り戻してほしいです!