内山＆五十嵐世界戦結果

内山、流血ドロー　防衛も連続ＫＯ記録止まった…

 

 

 

 

 

　◆報知新聞社後援　プロボクシング世界戦　▽ＷＢＡ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ　内山高志（３回１分１５秒　負傷引き分け）マイケル・ファレナス（１６日、埼玉・ウイングハット春日部）　チャンピオン内山高志（３２）が無念の負傷引き分けで５度目の防衛を果たした。挑戦者で同級６位マイケル・ファレナス（２８）とのＶ５戦は、３回に偶然のバッティングで内山が右目上をカット。レフェリーが続行不可能と判断したため３回１分１５秒で試合を止めた。世界戦の連続ＫＯ記録は５でストップ。故郷での凱旋防衛戦はほろ苦い結末となった。内山の戦績は１８勝（１５ＫＯ）１分け、ファレナスは３１勝（２５ＫＯ）２敗５分け。

　内山がおわびした。右まぶたの傷をタオルで覆い「今日はすみませんとしか言えません」と悔しさを押し殺し、声を絞り出した。負傷引き分けでのＶ５。観客から「おまえは悪くないぞー」の慰めもどこか切ない。会場にはため息が広がった。

　微妙に歯車がかみ合わなかった。「スピードがあってやりづらいと思った」。開始から果敢に懐に飛び込むファレナスの左を何度かもらった。２回に偶然のバッティングで右まぶたをわずかに切ると３回だ。内山が右ボディーアッパーを入れようとしたところに再び挑戦者の頭が激突。傷口は４センチほどザックリと切れ、大流血。チェックしたドクターが首を振る。まさかの負傷引き分けだった。

　

　内山選手、不完全燃焼でしたな…

　解説の大橋会長はあのままいけば危なかったと言うてたけどオイラは大丈夫とおもったけどな。

　相手は内心内山のハードパンチにビビってたから強引に前に出て距離をつめて内山のパンチを殺そうとしたようにみえたんやけどオイラの身びいきかな？

　連続ＫＯ記録がこんな形で途切れてしまうのはちょっと寂しいな…

五十嵐、気力で新王者　

【五十嵐－ハロ】打撃戦を制し、新王者の座を獲得した五十嵐（右）　＝埼玉県春日部市総合体育館（吉沢良太撮影）（写真：産経新聞）

　■波乱の競技人生　流血ひるまず判定勝ち

　ひるまず戦い抜いた先に、世界の頂が待っていた。序盤から「今までで一番効いた」というハロの右に苦しんだ五十嵐だが、相手に疲れの出始めた中盤以降も手数を落とさず、７回には左フック、アッパーの連打。１１回に左まぶたから出血しても前に出続け、１２回はジャッジ全員の支持を勝ち取って逃げ切った。

　試合中は帝拳ジム・本田会長の「根性だ！」の声が頭の中に響いていたという２８歳。「アマチュア出身でスピードやテクニックが売りといわれたが、気持ちの勝負と思っていた。技術でも体力でもなく、精神力で勝った」と胸を張った。

 

　五十嵐選手、良かったですなぁ～

　はっきり言って接戦でどっちに転んでおかしくない試合やった。

　ハロの剛腕におびえることなく立ち向かっていった五十嵐選手は本当に凄い。

　オイラはあんな奴とは絶対したくないわ（笑）

　

 

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