日本人、海外世界戦久保、木村、伊藤結果
ボクシング、WBAフェザー級タイトルマッチが26日、中国・撫州(Fuzhou)で行われ、挑戦者の久保隼(Shun Kubo)は王者の徐燦(Can Xu、中国)に6回TKO負けを喫し、タイトル獲得はならなかった。
今年1月に王座を獲得して地元で初の防衛戦に臨んだ徐は、5回に攻勢を仕掛けると、終盤に3発のコンビネーションで久保からダウンを奪った。久保はカウント間に立ち上がりこのラウンドを乗り切ったものの、6回に徐が試合を決めに来ると、残り1分44秒でレフェリーが試合を止めた。
久保選手、2階級制覇を狙いましたが失敗です。
久保選手は続けるのなら階級戻した方が良いような気がします。
木村、王者の技巧に屈す
豊富なスタミナで鳴らす木村が、王者をつかまえ切れなかった。じりじり圧力をかけながら、フックやボディーブローを放つなど手数は多かったが、右カウンターを繰り返し浴びて劣勢に。「いつもKOするつもり」との気持ちも、無敗を誇る王者カニサレスの技巧にはね返された。
2017年にフライ級王座を獲得した場所が中国。知名度が高く、大きな声援は「力になるはず」とも話していた。最後まで前に出る積極的な姿勢は見せたが、2階級制覇には届かなかった。
木村選手、残念です…
せっかく中国で人気出て相手は南米人なんでホームと言って良い場所だったんですが…
階級落としての二階級制覇って上から落とした方が有利なように思えますが階級を落とすというのは難しいんですね。
体重を落とすというのとベストコンディションで動けるというのは全く別物という事です。
八重樫選手はミニマムからライトフライを飛び越してフライ級にあげて二階級制覇した後ライトフライ級に落として3階級制覇しましたがフライ級にあげた時それほど身体を作らない状態であげたんじゃないでしょうか?
伊藤雅雪 大差の判定負けで2度目の防衛に失敗
フロリダ州キシミー25日(日本時間26日)発】ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(28=横浜光)が、同級9位の挑戦者ジャメル・へリング(33=米国)に0―3の判定で敗れ、2度目の防衛に失敗した。
立ち上がりからヘリングが伸びるストレートで自分の距離をキープ。サウスポーの挑戦者に対し、伊藤はジャブを出すことができず、右を打つと右で合わされ、バランスを崩すシーンも。単発のパンチを当ててもすぐさま返しを被弾するシーンが目立ち、ポイントはどんどん離れていった。ジャッジの採点は8点差が2人、6点差が1人と大差がついた。
週明けの5月の最終月曜日は「戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)」の祝日ということで、海兵隊員として2度イラクに派兵されたへリングの応援のために、会場には多くの軍人が駆けつけた。
また、この試合の勝者と統一戦を行うことを希望しているWBC同級王者ミゲル・ベルチェルト(27=メキシコ)も観戦に訪れ、伊藤としては念願のビッグマッチ実現の可能性が目の前にブラ下げられている状況での戦いだったが、昨年7月に王座を獲得した地で、ベルトを失う結果になってしまった。
伊藤選手も王座陥落…
残念…
正直、試合前にロマチェンコ戦とかの話が出てた時点で不安はあったんですよね。
まぁ、先を見すぎて足元をすくわれるというパターンって多いんですが実際、マスコミが騒いだりしてるだけで本人とかは目の前の試合に集中してるけどサービスで口にするってことが実際多いと思うんですけどニュースを見てる側としてはやっぱり目の前に集中して先を見すぎるなって批判に繋がったりするんですよね…
結構な大差がついてしまったようですが、アメリカでの評価が今後どうなっていくか?
再起に期待したいです。