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ボクシングの事書いてます

AFTER THE GONG 「今」を生きるアマチュアボクサーたちの肖像


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 昨日、予約していた本が到着しました。
 アマチュアボクサーだった人達の「今」を追った読む写真集
 「AFTER THE GONG 「今」を生きるアマチュアボクサーたちの肖像」です。
 自分は元ボクサーですがプロのみでアマチュア経験はありません。
 だからアマボクサーにも詳しくないので楽しめるかな?って気持ちも少しあったんですが、この写真集に出てるボクサーはアマのみの選手だけでなくその後プロに転向した人も載ってるのでアマボクシングに詳しくない人でも十二分に楽しめると思います。
 ボクシングの写真集で多いのは有名選手の練習風景や試合をまとめたものですが、この写真集はボクサーの現役時代とその後を写しています。
 正直、元ボクサーで現役時代より輝いてる人間って有名無名に限らず本当に少ないんですよ。
 それは絞り込んだ肉体、追い詰めた精神が現れる表情という肉体的美しさがそう感じさせる部分はあると思います。
 でもこの写真集の元ボクサーたちの表情は実に美しい!
 現役時代に見せななかった(友人や恋人には見せていたでしょうがリング上でと言う意味で)温和な笑顔に癒されます。
 自分はボクシングファンですが実を言うと試合はそんなに見ないし元トレーナーの癖に技術とか興味ないんですよ(笑)
 ボクシングの何が好きかというとボクサーと言う人種が好きなんですよ。
 だから引退した後とかすごく気になるんですよね。
 そういう意味でもこの写真集すごく自分には良かったです。
 引退後もボクシングに関わっている人、全然違う仕事しながらもボクシングに携わっている人、全くボクシングから遠ざかっている人。
 いろいろいますが皆さんそれぞれ10カウントゴングを聞いた後も人生という名のリングで戦ってるわけです。
 
 有名でも無名でもボクサーにとって引退後って終わった感が凄くするものなんですがそこで矢吹丈の様に真っ白に燃え尽きて物語完結という感じで終われるなら良いですが現実社会は後の人生の方が実際長いんですよね。
 そこで現役時代以上に輝ける人は少ないのかもしれないですがそれなりの充実感を感じて生きていければ良いなって思います。
 
 ボクシングファンなら是非是非、手に取ってもらいたい良書です!

 知ってる人も写ってたので紹介(笑)

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                 元WBAライトフライ級王者プリンスケージ事山口圭司

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 ボクシングアパレルメーカーrscの社長でグリーンツダジムの選手だった金岡弘樹社長。

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 元OPBFスーパーフライ級王者、石原英康先生は現在、高校教師でボクシング部監督。

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 ワタナベジムのトレーナーをしながら居酒屋を経営する小口さん、一部でそよかぜたかし事井上孝志トレーナー(神風鷹志)に似てると言われてますが(笑)